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最終更新日:2024年4月22日

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インド哲学仏教学特殊講義

パーリ語史書で仏教史を学ぶ
四世紀、六世紀にスリランカで編纂された史書、『島史』と『大史』は、古代インド仏教史を学ぶ上で第一級の文献である。両書は、結集や部派分裂といった仏教史の重大な事柄について詳細に記述している。『島史』と『大史』の原典を読解することを通して、インド仏教史の記述を再検討する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
04160341
インド哲学仏教学特殊講義
馬場 紀寿
A1 A2
月曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
文学部
授業計画
第一結集、第二結集、部派分裂、第三結集の箇所に焦点を当てて、パーリ語の史書である『島史』と『大史』を読解する。
授業の方法
授業では、毎回さまざまな角度から仏典を解説し、討議する。事前に授業で配った文献の読解を課し、それを基に議論する。質疑応答とディスカッションを重視する。
成績評価方法
出席点、授業への参加の積極性によって総合的に評価する。
教科書
Hermann Oldenberg (ed., tr.), Dīpavaṃsa: An Ancient Buddhist Historical Record, Pal Text Society, 2000. Wilhelm Geiger (ed.), The Mahāvaṃsa, Pali Text Society, 1958.
履修上の注意
受講生は指定された文献を事前に読んで出席することが求められるため、パーリ語文法かサンスクリット語文法の既修者が望ましい。