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最終更新日:2024年4月1日

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ライフサイクルの科学

人工物システムの設計、建設、運用、廃棄に関するライフサイクルを適正化するための視点について、特にシステムの保全の立場から基礎的数理とその活用方策について学ぶ
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
03-823160
ライフサイクルの科学
関村 直人
S1 S2
月曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
1.5
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
工学部
授業計画
1.イントロダクション 2.システムの信頼性数理の基礎 講義の目的について、複雑システムのライフサイクルマネジメント 信頼度関数、故障率、故障平均時間、故障率の特性と統計的性質 3.保全を伴うシステム数理の基礎 システムのアベイラビリティと期待修理回数 4.システム保全最適化の数理1 システムの信頼度推定、直列システム・並列システム・待機冗長系の信頼度 5.システム保全最適化の数理2 保全行為の分類、予防保全、時間基準保全と状態基準保全、点検取替政策 6.信頼性モデル ストレス-強度モデル、疲労耐久モデル 7.信頼性と品質保証 信頼性試験と検査、加速試験と故障物理、信頼性・故障データの不確実性 8.破損メカニズム・機器損傷 複雑システムの高経年化対策、事例研究1:応力腐食割れ 9.システムの信頼性管理と保全活動1 保全活動とリスク評価 10.システムの信頼性管理と保全活動2 確率論を用いたリスク評価とその適用手法 11.破損メカニズム・機器損傷2 事例研究2 配管減肉、原子力システムの安全規制と検査制度 12.システムの保全の規格化とマネジメント 保守管理の規格・基準、品質保証とマネジメントシステム 13.巨大複雑系社会経済システムのレジリエンス 巨大複雑系社会経済システムの創成力とレジリエンス まとめとレポート課題提示(関村、千種)
成績評価方法
出席と講義時間内小テストあるいはレポート課題(50%)、及び最終レポート課題(50%)によって、成績評価を行います。
教科書
講義の中で適宜、資料を配布する
履修上の注意
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