1.イントロダクション
2.システムの信頼性数理の基礎
講義の目的について、複雑システムのライフサイクルマネジメント
信頼度関数、故障率、故障平均時間、故障率の特性と統計的性質
3.保全を伴うシステム数理の基礎
システムのアベイラビリティと期待修理回数
4.システム保全最適化の数理1
システムの信頼度推定、直列システム・並列システム・待機冗長系の信頼度
5.システム保全最適化の数理2
保全行為の分類、予防保全、時間基準保全と状態基準保全、点検取替政策
6.信頼性モデル
ストレス-強度モデル、疲労耐久モデル
7.信頼性と品質保証
信頼性試験と検査、加速試験と故障物理、信頼性・故障データの不確実性
8.破損メカニズム・機器損傷
複雑システムの高経年化対策、事例研究1:応力腐食割れ
9.システムの信頼性管理と保全活動1(千種講師)
保全活動とリスク評価
10.システムの信頼性管理と保全活動2(千種講師)
確率論を用いたリスク評価とその適用手法
11.破損メカニズム・機器損傷2
事例研究2 配管減肉、原子力システムの安全規制と検査制度
12.システムの保全の規格化とマネジメント
保守管理の規格・基準、品質保証とマネジメントシステム
13.巨大複雑系社会経済システムのレジリエンス
巨大複雑系社会経済システムの創成力とレジリエンス
まとめとレポート課題提示(関村、千種)