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最終更新日:2024年4月22日

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租税法演習(外国語科目)

AIと税制
デジタル化の進む近未来をみすえて,技術革新が私たちの社会や法にどのようなインパクトを与えるかをじっくり議論します。表題の「AIと税制」は,このような大きな動きを象徴する典型例です。このゼミでは,これにとどまらず,GoogleやAmazonの国際的タックス・プランニングや,Bitcoinで話題を呼んだ仮想通貨の課税取扱い,IPボックスをはじめとする研究開発税制の世界的動向,FinTechで変わる金融・会計と税制の関係,徴税プロセスの電子化やビッグデータの活用,シェアリング・エコノミーの課税問題,BEPS行動1で積み残されたデジタル経済の課税,AI活用が進む中での専門職の今後のあり方,デジタル・デバイドへの対応といったような問題を,参加者の希望に応じて幅広にとりあげ,内外の文献を読み進めていきます。
既存の答えはありません。どのような未来を構想すべきか,一緒に考えていこうではありませんか。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
0118043S
FLA-SE4503S2
租税法演習(外国語科目)
増井 良啓
A1 A2
水曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
法学部
授業計画
読むべき文献が,内外でどんどん出ています。開講時までにできる限り精選してリストを提示し,開講時に履修者全員で相談して何を取り上げるかを決めたえで,会読していきます。
授業の方法
文献会読。
成績評価方法
平常点による。 成績をA+・A・B・C+・C-・Fで評価する。
教科書
開講時に決定。公的機関の報告書や研究者の論文を中心とする予定です。英文のものを含みます。
参考書
租税法学会編『イノベーションと税制』租税法研究46号(2018年予定)。
履修上の注意
総合法政・法科大学院・公共政策大学院との合併。
その他
知的好奇心にあふれる方の参加を歓迎。このゼミの主役はみなさん一人一人です。与えられた文献を読むだけでなく,(あ)東大図書館の資源を最大限に活用して自分で文献を効率的に調査する,(い)収集した情報を消化して問題を定式化し自分なりの議論を組み立て口頭で発表する,(う)自分の発表に対する参加者の反応をうまくフィードバックする,(え)他の参加者のプレゼンに対して積極的に質問やインプットを行う,といった能動的な作業を期待しています。負担は軽くありませんが,私も寄り添って伴走していきますので,「ちょっと大丈夫かな?」と思う方も,ぜひチャレンジしてみてください。