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最終更新日:2024年3月15日

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事例研究(金融システム分析)

事例研究(金融システム分析)
 金融システムを巡る最近のトピックについて、関連する文献(論文・レポート)やインタビュー等を通じて、その背景や考え方等について理解し、受講者が単独または複数名によるチーム形式で、金融システムに関連した分析テーマについてサーベイし、プレゼンテーションを行い、最終的にはレポート(論文という形式でもよい)を作成することを目的とする。また、受講人数にもよるが、受講者が、単独またはチームで概ね2~3回程度の発表を行うことを想定している。なお、後期の同じ担当教員による事例研究(金融資本市場論)を継続して受講する場合には、前後期で同じテーマとしてレポート作成することも可とする(この場合でも、前期末には中間レポートという形でのレポート提出は必要)。
 具体的な分析テーマとしては、金融システムに関連するものとして、マイナス金利政策、FinTech等への対応、地域金融システムの在り方、金融監督規制の在り方、国際金融規制等が考えられるが、初回講義で担当教員の提示するテーマ案から選択するのも良いし、受講者自身の関心に応じた金融システムに関するトピックを独自に選び、取りあげても良い。
 授業では、将来、金融機関・商社やシンクタンク、コンサルティング、政策当局等において、金融実務を担うことを考えている学生を念頭に、金融システムにおける現実的課題に対して、その背景や考え方を理解し、一定の分析能力を育成することを目標とする。
 なお、担当教員は、中央官庁(金融庁、財務省)、日本銀行、民間シンクタンク等における勤務経験を有する行政官・実務経験者であり、授業に際しても、理論のみならず、現実の動きや政策対応・実証分析等をバランスよく取り扱っていきたいと考えている。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
5140348
GPP-MP6E40S1
事例研究(金融システム分析)
湯山 智教
S1 S2
水曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
公共政策学教育部
授業計画
 本講義を受講希望の学生は、必ず第1回オリエンテーションに参加してください。もし第1回に参加できなかった学生で受講希望のある場合には、第2回講義までに担当教員までメールで連絡してください。 第1回 オリエンテーション  授業の進め方、金融システムに関する最近のトピックの説明、研究の進め方、研究方法(文献資料の読み方・探し方、Mendelay等の文献管理方法等)、分析トピックの選定、発表・報告方法、レポート作成方法、連絡方法等々 第2回 担当教員による講義  金融システムに関するトピックについての論文・レポートに基づき説明する。 第3回以降(計11回)は、受講者の関心、参加人数、進捗状況等により変更し得るが、概ね以下の予定で進めることを考えている(柔軟に対応)。 〇計4~5回程度 金融システムに関する論文・レポート等についての受講者による報告・発表(基本的に、教員が提示した論文・レポート等から選択)  ※受講者から報告を行い、その報告に基づくディスカッションという形で進める。 〇計1~2回程度 金融システムの現場から(外部講師による報告)  ※外部講師による報告を実施予定(金融機関等を対象に校外訪問の可能性もあり、講義の進捗状況次第) 〇計4~5回程度 中間報告・分析テーマの内容と先行研究等の関連文献のサーベイ  ※受講者による報告を行い、その報告に基づくディスカッションという形で進める。 〇計1~2回程度 報告・発表準備作業(進捗状況次第)  ※必要に応じて、授業時間内での報告準備等のための時間を確保する。   なお、前期の最終レポート提出期限は、講義期間終了後とする予定。
授業の方法
講義及び発表、ディスカッションを中心とする。
成績評価方法
レポート・平常点(発表、ディスカッション)により評価する。 筆記試験は行わない。
教科書
教科書の指定は行わない。 各回で使用する資料はITC-LMS等により配付し、必要があれば各学生がそれぞれダウンロードする。
参考書
参考文献は、必要に応じて授業の中で紹介する。配布可能な論文・レポート等は適宜配布する。
履修上の注意
必須ではないが、基礎的なマクロ経済に関する知識は有していることが望ましい。
その他
照会事項がある場合には担当教員(湯山)までメール連絡のこと。 メールアドレス:yuyama "(at)" pp.u-tokyo.ac.jp 研究室:国際学術総合研究棟1122号室(11階)