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最終更新日:2024年3月15日
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不動産証券化と社会資本ファイナンス
不動産証券化は、不動産と金融の融合を通じて、不動産投資にかかる情報の非対称性を縮減し、個人や年金、海外等からの投資を容易にする。また不動産投資運用市場に金融証券市場が要求する規律性や透明性を与えることで資金と不動産のより効果的で効率的な利用を促す。
財政難の下で、老朽化した既存インフラの維持更新をすすめながら、人口減少、高齢化、低炭素化、グローバル化、ICT等に即した都市リノベーションを実現するためには、不動産証券化とともに、官民連携(PPP)を内包したPFI、コンセッション、レベニュー債、プロフィット・シェアリング等社会資本整備のための新たなファイナンス手法の開発・導入が求められる。
本科目では、このような不動産証券化と社会資本ファイナンスの全体像を俯瞰し、もって不動産や金融に関する法制度の立案や経済政策・都市地域政策の形成・実施に資するための基本的な知識の習得を目的とする。
※金融論や数学・統計学等に関する専門知識を前提にするものではない。
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