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最終更新日:2024年4月22日

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GCL事例研究Ⅲ(デジタル時代の行政と社会Ⅲ)

GCL事例研究Ⅲ(デジタル時代の行政と社会Ⅲ) 市民参加型社会における行政のアーキテクチャ
デジタル時代の行政と社会を扱う事例研究シリーズⅢ-市民参加型社会における行政のアーキテクチャでは、組織のアーキテクチャ(構成要素とその相互関係に表現される体系的な設計原理)を応用して、新時代の社会や行政のアーキテクチャ(意思決定・執行の基本原理と制度・情報システムの設計原理)はどうあるべきかを考察する。その手掛かりは、新しい行政象、社会像の模索の中にある。具体的には、世界の潮流となりつつあるオープンガバメントの導入の流れであり、また、日本では、昨年の政府の「国と行政のあり方懇談会」での議論にもその萌芽がみられる。いずれも市民が能動的に公共サービスの形成や実施にかかわっていく社会を描こうとしている。
この授業では、こうした新しい社会を市民参加型社会と規定し、その社会とその中での行政の機能と業務の将来設計を探るとともに、これを阻む行政の構造的課題の解決策や社会活動時間の拡充のあり方を考察する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
4890-2007
GCL事例研究Ⅲ(デジタル時代の行政と社会Ⅲ)
奥村 裕一、坂井 修一
A1 A2
木曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
情報理工学系研究科
授業計画
・イントロダクション+オープンガバメント概要 ・世界と日本のープンデータ政策 ・「国と行政のあり方懇談会」にみる市民参加型社会(財政、行政、市民の視点) (ケーススタディ) ・地域自治体のチャレンジ ケース1(オープンイノベーションモデルとダブルケア)   学生によるダブルケア事業構築の模擬実験(三回)   市民や議会から見たオープンイノベーションの期待と課題 ・地域自治体のチャレンジ ケース2(市民参加のプラットフォーム作り) ・市民発のチャレンジ(介護保険自己申告への長い道のり) ・社会活動時間創造のチャレンジ(拡大WLBの可能性)
授業の方法
授業の内容に即して、講義により内容を把握した後、グループワークを行って疑似コミュニティによる実践的な理解を深める。
成績評価方法
授業への参加状況(発表・発言など)50%と最終レポート50%。
教科書
特になし。
履修上の注意
パソコン(タブレット可)を持参のこと。
その他
相談がある場合は以下の奥村裕一のメールに連絡をすること。