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最終更新日:2024年4月1日

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生物統計学

生物統計学:Rを用いた統計データ解析の講義と実習 Statistical Data Analysis Using R
本講義では、実験や観察データのもとで最良の説明を推論するツールとしての統計学の基礎となる理念ならびに方法論についての講義とともに統計ソフトウェアRを用いた実習を行なう。生物統計学の知識を必要とする統計ユーザーにとって目標とすべきは、自分の取り組む問題を解決する上で必要な統計手法を自らの責任のもとに使いこなせることである。受講生には統計学的な「ものの考え方」を身につけた上で,実際のデータ解析を手がけてほしい。
The main purpose is statistical theory and methodology for quantitative data analysis. Numerical inference based on sampling from populations is one of the basic tools for problem-solving in scientific research. Students are expected to learn the modern way of statistical thinking with practice using R.
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
35617-0023
生物統計学
三中 信宏
A1 A2
木曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
理学系研究科
授業計画
1)統計学的思考法とその認知心理的基盤.2)データからの推論形式とアブダクション.3)統計学における説明とモデルの単純性基準.4)尤度原理・情報量統計学・モデル選択論.5)パラメトリック統計学(正規分布を中心に).6)実験計画と分散分析ならびに多重比較.7)線形モデル・一般化線形モデル・混合効果モデル.8)コンピュータ集約型の計算機統計学.9)ベイジアン統計モデリング(MCMCを中心に).10)多変量データの分析法.11)幾何学的形態測定学における“かたち”の定量化.12)分子系統樹の推定における統計モデル.13)統計言語〈R〉と〈Rコマンダー〉及び〈Rスタジオ〉を用いた計算実習.
授業の方法
スライドを用いた講義と並行して,統計ソフトウェア「R」「Rコマンダー」ならびに「Rスタジオ」を用いた計算実習を行なう. Lecture using projector and practice of R, R Commander, and RStudio using PC.
成績評価方法
レポート提出による. Course report.
教科書
とくに指定しない
参考書
三中信宏「統計学へのお誘い本リスト」(http://cse.niaes.affrc.go.jp/minaka/R/InvitationStatistics.html)の中から,講義中にその都度指示する.
履修上の注意
受講生はノートパソコンを必ず持参すること.OSは Windows を推奨するが,Mac OS X あるいは Linux でもかまわない.Rのインストール作業については下記ウェブサイトを通じて情報提供する.