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最終更新日:2024年4月22日

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日本の貧困・格差を考える

社会政策の一例として、日本における貧困の現状と対策について考えることにより、社会政策(social policy)における問題把握、影響の測定、政策の選択、評価の一連の流れを学ぶ。具体的には、貧困の定義、貧困の計測方法、国際比較、貧困に対する政策をどのように立案していくかなどを実際の日本の現状を踏まえながら習得する。特に、現代日本において「貧困とは何か」「最低限の生活を送るためにいくら必要か」についてグループ作業で推計する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
23-212-09
日本の貧困・格差を考える
阿部 彩
S2
集中1限、集中2限 他
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教育学研究科
授業計画
授業は以下のスケジュールで行う: 第1~4回 貧困を知る  貧困の定義、貧困の測定、日本の貧困の現状、日本の貧困の動向、国際比較 第5~8回 貧困の定義を考える  最低生活費の推計(グループワーク) 第9~10回 子どもの貧困の現状とその影響  子どもの貧困の現状、影響、貧困の連鎖 第10~11回 政策の選択肢  政策の動向、政策の選択肢、普遍性と選別性 第12~13回 社会的排除と相対的剥奪  貧困の多面性、社会的排除、孤立、剥奪 第14~15回 グループワークによる政策立案
授業の方法
主に授業(クラスルーム)形式で行うが、インテンシブなグループ作業を伴う。グループワークでは、各自が課題を持ち帰り、作業をすることが求められる。
成績評価方法
出席状況+グループワークにおける発表・参加状況
参考書
阿部彩(2008)『子どもの貧困-日本の不公平を考える』岩波書店. 阿部彩(2014)『子どもの貧困II-解決策を考える』岩波書店.
履修上の注意
グループワークには、全出席が必要です。