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最終更新日:2024年4月1日

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アーカイブズ学

アーカイブズ学
アーカイブズ(記録史料)とは、多様な組織体が授受・作成・保管してきた、主として紙や電子を媒体とする文書(ぶんしょ)のうち、その組織体の必要性または一般的な歴史的価値の観点から、社会に共有化すべきものをいう。または、アーカイブズを保存・公開する組織や施設(例えば文書館)をさす。そして、アーカイブズに関する科学をアーカイブズ学という。この講義では、国文学研究資料館(立川)で行われるアーカイブズ・カレッジ(史料管理学研修会)の全課程6週間を履修し、修了論文に合格することによって、アーカイブズ学を体系的に理解することを目標とする。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
21185063
GHS-CR6E02S1
アーカイブズ学
渡辺 浩一
S1 S2 A1 A2
集中
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
人文社会系研究科
授業計画
前期(7月17日ー8月3日)第1週:アーカイブズ総論、前期第2週:アーカイブズ資源研究、前期第3週:アーカイブズ管理研究Ⅰ―記録管理と評価選別、  後期(8月20日ー9月7日)第1週:アーカイブズ管理研究Ⅱ―記述の実践、後期第2週:アーカイブズ管理研究Ⅲ―法制度と組織管理、後期第3週:アーカイブズ管理研究―保存管理
授業の方法
1週間15コマを一科目とし、講義を主としつつも、埼玉県立文書館の施設見学、神奈川県立公文書館での評価選別実習、国文学研究資料館での修復実習などを織り交ぜる。 各科目の最後の時間には総括討論を行う。こうしたカリキュラム外に、修了論文ゼミで構想発表、中間発表を行う。
成績評価方法
全90コマを受講したことを踏まえて、400字詰め30枚以上の修了論文を国文学研究資料館のアーカイブズ学を専門とする教員7名が分担して1本を3人が審査し、全員の合議のもとに合否を決定する。
教科書
加除式のテキストを配布する。
参考書
国文学研究資料館史料館編『アーカイブズの科学』上・下(柏書房、2003年)、国文学研究資料館編『アーカイブズ情報の共有化に向けて』(岩田書院、2010年)、国文学研究資料館編『アーカイブズの構造認識と編成記述』(思文閣出版、2014年)
履修上の注意
国文学研究資料館にも直接受講を申し込むこと。より詳しくはホームページを参照のこと。