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最終更新日:2024年3月15日

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文化資源としての歌(2):「一緒に歌う」文化のグローバル・ヒストリー

文化資源としての歌(2):「一緒に歌う」文化のグローバル・ヒストリー/ Songs as cultural resources (2): Global History of the culture of "singing together"
S1S2学期に開講した「校歌の研究」の継続(もちろん、単一の科目としての履修も可能である)。校歌はたしかに日本固有の現象であるが、他方で西洋近代社会における共同体づくりの基盤ともなった「皆で一緒に歌う」コミュニティ・ソングとしての合唱の伝統の流れをくむものでもある。フランス革命時の「革命シャンソン」から各国の「合唱運動」へと展開し、さらにそれが東欧や北欧諸国へと広がって民族自立運動と結びつき、さらに非西洋圏諸国に流入することで、それぞれの地域文化と結びつきながら新たな展開を示すにいたる、「皆で歌う文化」をめぐる大きなグローバル・ヒストリーの中に置いてみるならば、校歌だけでなく、社歌や県歌、さらには学校唱歌や女学生の愛唱歌集等々、日本における様々な歌う文化もまた別の一面をみせてくれることになるだろう。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
21185060
GHS-CR6E02S1
文化資源としての歌(2):「一緒に歌う」文化のグローバル・ヒストリー
渡辺 裕
A1 A2
月曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
人文社会系研究科
授業計画
基本的なやり方はS1S2学期と同様であり、各回ごとに、担当者が各自の関心のある切り口から発表を行い、それを受けて皆でディスカッションするというやり方を基本とする。今期もまた、多くの資料を皆で分担して調査するようなやり方、実地見学などを取り入れてゆく予定である。
授業の方法
演習形式。
成績評価方法
出席と参加度を重視するが、状況によっては期末レポートを課し、それらを総合的に勘案して評価を行う。
教科書
なし
参考書
初回の授業で関連文献のリストを配付し、その他は必要に応じて授業内で指示する。必要な基本資料については、参加者が閲覧できるような形で研究室に置いたり、電子化したものをインターネット上の「グループ」の機能を使って共有したりして、できるだけ多くの基本資料に皆が接することができるような形にしたいと考えている。
履修上の注意
特になし