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最終更新日:2024年4月22日
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「日本美術の19世紀」再考3-博覧会研究
日本美術の19世紀再考—博覧会研究
「日本美術の19世紀」(兵庫県立近代美術館、1990)は私が36歳の時に企画した展覧会で、研究者としての出発点となった。最初の著書『美術という見世物』(平凡社、1993)はこの展覧会がもとになっている。東京大学で教鞭を執る最後の年にあたり、研究の原点に立ち返り、その後の研究成果を踏まえ、現時点での新たな「日本美術の19世紀」像を明らかにしたい。同展は、1「同時代人の肖像」、2「写真と絵画」、3「日本建築の中の油絵」、4「見世物から展覧会へ」という4部構成だった。本講義では4に着目し、博覧会をテーマにする。学生の発表を中心にする。
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