学内のオンライン授業の情報漏洩防止のため,URLやアカウント、教室の記載は削除しております。
最終更新日:2024年4月22日
授業計画や教室は変更となる可能性があるため、必ずUTASで最新の情報を確認して下さい。
UTASにアクセスできない方は、担当教員または部局教務へお問い合わせ下さい。
文化財保護の支援と受援
個人の愛玩の対象として、また伝説を付随して、歴代守られてきた品々や時代と地域の特色を顕著に示す建築物などが、近代の社会変革に伴って存廃の危機に晒されたため、これらを社会の共有の財産とし守り伝えて行こうという意図をもって保護の対象としたのが、文化財の保護制度である。しかし制度が優先する日本の文化財は、所有者と行政が果たすべき責任に重きが置かれている。このような枠組みを基盤として行われる地域振興のための文化財の復元・活用、自然災害発生時の救援活動、さらには発展途上国への支援事業などにはどのような特色と課題があるのか。「文化財を専門」とする人びとのあり様とその「支援や指導を受ける」人びととの関係から、考察してみよう。
MIMA Search