学内のオンライン授業の情報漏洩防止のため,URLやアカウント、教室の記載は削除しております。
最終更新日:2024年4月22日
授業計画や教室は変更となる可能性があるため、必ずUTASで最新の情報を確認して下さい。
UTASにアクセスできない方は、担当教員または部局教務へお問い合わせ下さい。
文化資源デジタルアーカイブ特論
文化資源デジタルアーカイブ特論
文化資源についての多様な観点からのアプローチを特徴の一つとする文化資源学がその多様性を維持しつつ学としての共通の言語を深めようとするとき、デジタル媒体上で文化情報を共有するための枠組みとしてのデジタルアーカイブの在り方を検討することは少なからぬ有用性をもたらす可能性がある。折しも、博物館・美術館・図書館・文書館等、文化資源に関わる組織がデジタル・アーカイブに本格的に取り組むようになってきており、様々な議論と実践が広く展開されつつあるところだが、このような動向が文化資源学にもたらし得る可能性と同時に、文化資源学がそれに対してなし得る様々な貢献の可能性についても今後の議論の余地は大きいだろう。
この授業では、そのような状況を俯瞰しつつ、受講生各自が実際のデジタル・アーカイブの活用を通じてそれぞれの関心に応じた実践的な理解の仕方を探り、そこから文化資源の基盤の一つとしてのデジタル・アーカイブのあり様を見いだしていけるようになることを目指す。実習においては、IIIFとOmekaを事例として扱うが、ここではあくまでも、文化資源学との関係という観点から必要と思われる事項を採り上げていく。
MIMA Search