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最終更新日:2024年4月22日

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明治期社会経済史演習

明治期社会経済史演習
明治期の史料の読解、批判とそれに基づく実証研究論文執筆法を研鑽することを目標とし、参加者の発表とそれに関する討論を基本とする。発表は、1点の基本史料の徹底的な検討に立脚する史料検討の発表と、研究論文に近いまとまった研究成果を発表する研究発表の2種類を、各参加者がそれぞれ1回以上行う。
史料検討は、国立公文書館所蔵「公文録」などから任意の一件を選んで行う、発表の一週間前に基本史料を提示した発表予告を行い、参加者はその史料を読解してくることを要求される。発表は、基本史料の性格を、その作成過程を含めてよく検討した上で、必要な関連資料を提示しながら行う。なお、本演習ですでに「公文録」による発表を経験したことがある者は他の史料群から基本史料を選んでも良い。
研究発表は、発表の一週間前に、題目のみ提示し、初めて聞く参加者にも課題と発表者の発見の意味がよく伝わるように報告する。発表内容は基本的に明治・大正期の日本を対象とした研究とする。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
21181203
GHS-JS6B01L1
明治期社会経済史演習
鈴木 淳
S1 S2 A1 A2
水曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
4
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
人文社会系研究科
授業計画
第一回は教員によるガイダンスと次回発表者の予告、2回目以降は参加者による発表、討論、次回発表者の予告を繰り返す。発表者予定者に対して日数が足りない場合には、補講期間あるいは合宿による補講を行う。また8月に博士論文構想会、9月に修士論文構想会を行う予定である。
授業の方法
史料検討を担当する参加者は、発表の一週間前までに、基本史料を提示する。他の参加者は、それをよく読んで演習に臨むこと。
成績評価方法
平常点
教科書
なし
参考書
鈴木淳、松沢裕作、西川誠『史料を読み解く〈4〉幕末・維新の政治と社会』(山川出版社、2009年)
履修上の注意
発表準備にかなり時間をかけることを求められる