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最終更新日:2024年4月22日

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芸術作品の存在論

芸術作品の存在論
芸術の存在論を扱った論文を読むことにより、芸術の認識論、価値論との視点・発想の違いを確認することを主目標とする。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
21180805
GHS-GC6G01L1
芸術作品の存在論
三浦 俊彦
S1 S2
水曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
人文社会系研究科
授業計画
 芸術作品の存在論(形而上学)を扱った論文集から、二、三編の論文を選んで精読する。時間を通じた造形作品の同一性、スコアと演奏の関係、芸術学へのノミナリズムや自然主義の適用可能性、芸術形式による同定基準の相違など、さまざまなテーマに通底する「形而上学的問題意識」を感得し、哲学一般の存在論の中で、芸術哲学の存在論に固有の論理があるとすればどのようなものかを探索することに努める。
授業の方法
テキストの輪読による。テキスト所収の14編の論考の中から、受講者の専門分野等を考慮して論文を選択する。
成績評価方法
出席状況と発表による。
教科書
Christy Mag Uidhir ed., Art and Abstract Objects Oxford U. P., 2012
参考書
適宜指示する。
履修上の注意
芸術作品についての専門知識は必要ないが、特定の芸術形式、ジャンルについての問題意識を持っていることが望まれる。