学内のオンライン授業の情報漏洩防止のため,URLやアカウント、教室の記載は削除しております。
最終更新日:2024年4月22日
授業計画や教室は変更となる可能性があるため、必ずUTASで最新の情報を確認して下さい。
UTASにアクセスできない方は、担当教員または部局教務へお問い合わせ下さい。
聴覚文化論研究 (4)
聴覚文化論研究(4)"The Sound Studies Reader" 講読
聴覚文化研究 (auditory culture)、音響研究 (sound studies) などの名で呼ばれる領域が確立され、音楽という限られた特殊な領域に縛られない音の文化全般に目を向けた研究が今盛んになっている。とりわけ、19世紀後半から20世紀にかけて、様々なテクノロジーやメディアの発達とともに大きく様変わりした都市の音の環境に焦点をあて、そのような音を受けとめる人々の感性のあり方の変化を歴史的に跡づける研究が盛んに行われるようになってきている。今年も昨年度に引き続き、この領域の最近の研究を渉猟することで、ヨーロッパ近代史を感性の変容という面から捉え返す試みを続けることにしたい(S1S2タームからの継続)。
MIMA Search