大学院
HOME 大学院 国際文化関係論
過去(2017年度)の授業の情報です
学内のオンライン授業の情報漏洩防止のため,URLやアカウント、教室の記載は削除しております。
最終更新日:2024年4月22日

授業計画や教室は変更となる可能性があるため、必ずUTASで最新の情報を確認して下さい。
UTASにアクセスできない方は、担当教員または部局教務へお問い合わせ下さい。

国際文化関係論

国際文化関係の運営(マネジメント)
この授業では、国際的な見地からみた文化政策の諸相を、国際文化関係とその運営(マネジメント)という枠で考察する。
国際文化関係の運営は、①異文化間関係としての国際関係の運営、②文化的資源による国際関係の運営、という二つの側面をもつ。国際関係の文脈では、帝国主義時代以降における国の対外的文化教育政策が注目されてきたが、実際にはより多様な主体が、幅広い内容の政策ないし活動の形で取り組んでいる。
授業では、文化外交、文化政策、多文化共生政策、インバウンド振興、教育の国際化等のさまざまな政策ないし活動を、国際文化関係の運営というひとつの枠でとらえ、総合的に検討する。こうした作業を通じて、文化政策や国際関係にまつわる既存の概念や思考枠組みを、新しい視点で見直すことをねらいたい。
MIMA Search
時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
21175103
国際文化関係論
川村 陶子
S1 S2
月曜3限
マイリストに追加
マイリストから削除
講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
人文社会系研究科
授業計画
大まかに以下のような構成で実施する予定である。 各単元について1回から数回の授業を行う。 取りあげるトピックやテキスト、授業形式、進度等は、受講者の構成や関心によって調整する。 1.イントロダクション 2.国際関係と文化 3.国際文化関係の運営(マネジメント) 4.事例研究(以下は一例。具体的には受講者と相談の上で決定する。)  ・文化外交、パブリック・ディプロマシー  ・ソフト・パワー、国家ブランド  ・国際的文脈における、文化遺産・文化財の管理運営  ・観光、国際会議等のインバウンド振興  ・留学生や研究者の交流  ・国際スポーツ政策、オリンピック  ・移民・難民の受け入れと統合、多文化共生政策  ・さまざまな意味での多様性のマネジメント 5.まとめ
授業の方法
テキスト講読、ワークショップ、受講者による事例報告等を中心に授業を進める。 部分的に講義を交える可能性もあるが、その場合もインタラクティブな形を目指す。 詳しくは受講者の人数・構成等により、受講者と相談しながら確定する。
成績評価方法
期末レポート、および授業への主体的参加、予習や課題の実施状況等を総合的に評価する。
教科書
開講時および授業中に随時指定する。
参考書
授業中に随時紹介する。