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最終更新日:2024年4月1日

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日本中世美術史の諸問題(1)

日本中世美術史の諸問題
日本中世を対象に、これまでの美術史学は何を議論し、どのような歴史像を構築してきたのかを考える。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
21175009
日本中世美術史の諸問題(1)
高岸 輝
S1 S2
火曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
人文社会系研究科
授業計画
本年度は、文字で書かれた史料から中世美術を再考する。絵巻の詞書、掛軸の賛、公家の日記など作品制作や鑑賞にかかわる文章を精読することで、中世に美術が享受された状況を復元的に考察することが可能になる。
授業の方法
作品のスライドを映写しながら、中世やまと絵の展開、絵巻・肖像画・障屏画・仏画といったジャンルの分立、東アジア中世美術の比較、絵師・流派とパトロンの関係など、これまでの日本中世美術史における主要なトピックに関して、古典的な基本文献から最新の研究成果までを紹介する。これらの分析の基盤となってきた方法論の消長・変遷についても強く意識して話を展開したい。また関連する展覧会の見学も行う予定。
成績評価方法
毎回の講義中に記入する小課題、および各期末のレポートによる。
教科書
なし。
参考書
山下裕二・高岸輝監修『日本美術史(美術出版ライブラリー歴史編)』(美術出版社、2014年)、『天皇の美術史』全6巻(吉川弘文館、2017年)
履修上の注意
開講は5月2日(火)となるので注意すること。そのため、5、6、7月中に、補講または見学を行う。
その他
講義内容と関連する展覧会を随時紹介する。積極的な見学を推奨したい。通年で履修することが望ましい。