学部後期課程
HOME 学部後期課程 英米法演習(外国語科目)
学内のオンライン授業の情報漏洩防止のため,URLやアカウント、教室の記載は削除しております。
最終更新日:2024年4月22日

授業計画や教室は変更となる可能性があるため、必ずUTASで最新の情報を確認して下さい。
UTASにアクセスできない方は、担当教員または部局教務へお問い合わせ下さい。

英米法演習(外国語科目)

現代アメリカ法入門
ミシガン大学とコロンビア大学のロー・スクール教授により,今日のアメリカ法が直面するホット・イッシューにつき英語で授業をしていただく。授業のスタイルは各教授によって多少異なるが,英語教材の予習を前提としたソクラティック・メソッド(質疑応答形式)を主流とするアメリカのロー・スクールの雰囲気を体感してもらう。時間が変則(5月から7月までの火曜5限,木曜4限を使った週2コマ)であることに注意。日本人教授が同席して補助するので,多少英語に自信がなくとも,英語での議論にチャレンジしようという学生の参加を歓迎する。第1回のイントロダクショ ン(説明会)にも必ず参加すること。出席・発言と授業内容に関連したレポート(日本語または英語)とが評価の基準となる。
MIMA Search
時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
0124005S
FLA-SE4601S2
英米法演習(外国語科目)
淺香 吉幹
S1 S2
火曜5限、木曜4限
マイリストに追加
マイリストから削除
講義使用言語
英語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
法学部
授業計画
以下の事項を取り上げる。 第1回(4月11日(木)4限)イントロダクション:授業の概要説明 第2回-第5回(5月21日(火)5限,23日(木)4限,28日(火)5限,30日(木)4限)ミシガン大学の Nina A. Mendelson教授:行政規則制定。現代アメリカ統治機構では,他の先進国と同様に, 私的行為に 深く影響する法を通して行政国家が多くの政策を生み出している。本講義では,行政規則制定をめぐる 現代的課題を探究し,その過程で関連する行政統治の長所短所に触れる。取り上げるのは,規則制定での 一般人の参加,民間の関与,大統領や議会など選挙された公務員による許される(または許されない) コントロール,課される手続と司法審査の最近の増大,など。 第6回-第9回(6月13日(木)4限,18日(火)5限,20日(木)4限,25日(火)5限)コロンビア大学の Timothy Wu教授:法とテクノロジーの現代的難問。インターネット,ソーシャル・メディア規制,AI, 関連する諸問題についての難しい問題のアメリカ判例を主として扱う。 第10回-第13回(6月27日(木)4限,7月2日(火)5限,4日(木)4限,9日(火)5限)ミシガン大学の Kimberly Thomas教授:授業の2回は少年法に関する問題,2回は成人の刑法に関する問題を取り上げる。 より具体的には,少年法についての1回目では歴史と文脈を提示し,アメリカの少年裁判所の現代的課題を 探求する。2回目はアメリカでの少年に対する仮釈放なき終身刑に焦点をあてる。刑法については, 1回目はアメリカの州裁判所での「典型的な」刑事裁判所事件がどのようなものか,2回目はアメリカの 量刑法を扱う。
授業の方法
英語教材を予習してきたことを前提とした,英語による双方向授業。
成績評価方法
筆記試験を行わない。 平常点を考慮する。 レポートを課す。
教科書
英語教材を配付する。
参考書
授業中に指示する。
履修上の注意
英語による積極的な議論を期待する。